現在のストレス環境の中、部下の悩みや問題などを解決するサポートは職場管理者の重要な役割責任です。「受容」「共感」「自己一致」といったカウンセリングマインドの理解とカウンセリング実際を体験し、職場風土の向上に役立てます。
ロジャースによれば人間は成長・健康・適応に向かう衝動を持っている。人間は「自己実現に向かう有機体」であると考える。
ある人の現実の経験と自己概念が不一致の状態にあるのをクライエントの状況であるとした。
ロジャースによればパーソナリティ変化のためには、来談者にとって安全な心理的環境が整えられなければならないという。それには「カウンセラーの態度」が決定的に重要であるとした。
■カウンセラーの態度条件としては次の3つが必要である。
(1) 自己一致(純粋性)
(2) 受容(肯定的関心)
(3) 共感的理解(来談者に対する理解でなく彼とともに理解する)